オパール


 俺はこれが運命だって思ったんだ。
 だってこんなに胸が高揚したことなんてなかったから。
 ただ、あなたを笑わせたいと、そう願った。
 ただ君にオパールの幸せを……


01.ただ、偶然かもしれなかったあの瞬間
――雨に濡れた髪がきらきら光って、女神様みたいだった。
02.あの日から浮かぶのはいつも決まって
――ああ……そうか。これは恋なのかもしれない。
03.理由なんていりませんただ好きなんです
――それを教えてくれたのは、志津子さん、あなただよ。
04.誰にもいえない、こんなことは。そう、あなたにも1 2
――人が笑んでる姿がこんなに嬉しいとは思わなかった。
05.ねぇ。その痛みはやっぱり、くるしいですか?
――俺の知っているこの人はいつも正しくて、凛と背筋を伸ばしてる。
06.たくさんの好きと、たくさんの愛を、きみに
――なんて愚かな、なんて愛しい感情
07.あともう少しだけおなじ夢を見たいな
――桑田はそういうところ分かりやすい奴だよな
08.手を伸ばせば、すぐにあなたに届く距離で
――お互いになりたくて、でもなれないから自分の道を行く。
09.嫌い、だけど好き 嫌いだから、好き
――傷なら跡が残る傷を残してくれたほうが嬉しかったのに。
10.この笑顔でいつまできみをはぐらかせるのでしょうか
――「言ったろ? 俺は諦めないって。どんなに傷ついても平気だって」
11.今だけは背中を見ててあげるけど、いつかは
――そして今も貴方の背中を見ているに等しい。
12.きみと共有するものは、空気とことばと、それともう一つ
――志津子さん、貴方は今なにをしてるのかな……。
13.約束をしよう、それはとてもはかないものかもしれないけど
――絶対忘れようとしても忘れられない声。いいや、忘れたくない声。
14.まだ言葉というものに怯えたままのぼくから、
――ねえ、どうすれば貴方に報いることができるんだろうって。
15.好きじゃない、なんて言っても
――どんな話だって聞く。それが貴方に関することならどんなことでも。
16.なかしたい。ないてほしい、ぼくだけのために
――ずっとわがまま言っていて。自分のことばかりで。
17.溢れ出てくるのはどろどろとした醜い感情
――さよなら、俺の運命の恋。だけど、お前を後悔したことなんてなかったよ
18.あなたという人が、自分だけのものになればいいのに
――志津子さん、俺の心が貴方に見えればいいのに。
19.永遠にも似た、このひとときに
――この日々が永遠に続けばいい。




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